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院長のひとり言

3/1 卒業

時折みせる小春日和
桜のつぼみもしっかりと
4月の終わりから暑さ寒さの四季を越え
共に憂い共に争い共に泣き共に涙し共に歓喜し共に学び別れを惜しむ
[旅立ち]そこには
大きな野望・むしゃぶるいする想像・ちっちゃな不安が湧き出て
別れとの淋しさもほおっておけない学校・会社・サークル・恋愛
これらの全てに卒業と言う旅立ちが・・・・

小さな町の小さな小学校、全員が卒業、真新し制服を夢見て入学、ここには希望しかなかった。
中学生の三年生の終わりに、本当の意味での卒業が訪れた。
普通高校・商業高校・工業高校・農業高校・専門学校、そして就職組、色々な学校へと旅立ちを前に都合年間を回想し喜び悲しみ、夢を語り旅立ちへの不安を語り、俺が私がを自覚し始めた私達が有った。
この頃から特に男と女の意識が過剰反応しはじめていた。
共学、男子校、女子校と、しかし通学の出会いはいつでも春で、失恋での卒業も、他人事だと、ちっぽけでも二人にとっては、この地球が破壊する程の一大事だった

高校からの卒業も、赤ちゃんのハイハイからよちよち歩き・歩きから・自転車・車・電車・飛行機と行動範囲が広がった様に、高校からの卒業や大学からの卒業は計り知れないくらいの旅立ちへの思いと不安と涙が溢れていた。

しかし、身内との別れ、祖母との別れ90歳を迎えてからの他界を父親はしっかりと[送って]いた。
そして、私が迎えた父80歳との別れ、他界前に何度も父と話し納得して癌を受け入れ他界し、本当の意味で私は[おくりびと]と成った。

世の中は各家族化が進んでいるし、老人の一人暮らしが増えている
誰しも、自分を考えた時に身内に送られたいと望むだろう。
最終の卒業を身内の[おくりびと]に。

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